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【学生インタビュー】「作品を他の人に見てもらうことは、自分にとって確実にプラスになる」(第12回 文部科学大臣賞/鶴丸雄也さん)

2024.07.05

お知らせ

芸術学部,大学,学園,芸術学部(ギャラリー),その他

「作品を他の人に見てもらうことは、自分にとって確実にプラスになる」
(第12回 文部科学大臣賞/鶴丸雄也さん)
 
2022年に開催した第12回大阪成蹊全国アート&デザインコンペティション。第11回まで後援をいただいていた毎日新聞社に加え、第12回からは新たに文部科学省、大阪府、大阪市、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会からも後援を得ました。また、新たに各賞を設けることとなり、最高賞には「文部科学大臣賞」を新設。
今回は、この年の文部科学大臣賞を受賞し、現在本学に在籍中の鶴丸雄也さんにお話を伺いました。
 
 
鶴丸 雄也(つるまる ゆうや)さん
現在の在籍学部:大阪成蹊大学 芸術学部 造形芸術学科 グラフィックデザインコース2年生
受賞名:第12回 大阪成蹊全国アート&デザインコンペティション 文部科学大臣賞
受賞作品名:『DREAMerS』
受賞時の在籍校:大阪府立緑風冠高等学校3年生
 
Q.受賞された作品の世界観、タイトル名の背景?理由、作品にかけた思いなどをお聞かせください。
 作品の世界観は特に決めたわけではありませんが、“夢の中から夢が欠け落ちた手が夢に手を伸ばす”。見る人によって様々な見え方?捉え方ができる作品になればと思い制作しました。タイトルのDREAMerSは二つの意味を込めており、’DREAMS’と’dreamers’を掛け合わせたタイトルで、大文字だけを読めば文字通り作品に描いた夢の数々を表し、小文字まで含めて読めば、作品に描いた「手を伸ばす夢を追いかける者」を表しています。作品制作時は新型コロナ感染症がまだ流行中で世の中が沈んでいる状況だったと思います。自分自身もコロナ禍で少しではありますがもどかしい気分を味わった身であり、世界のどこかではもっと辛い思いをした人もいるはずで、そんな世の中で何か一つでも希望を灯せるような作品を作ろうといった思いから、誰もが持てる「夢」がこの作品テーマになりました。「夢は一つだけではなくさまざまな形があっていい」。作品制作時は3年生だったため、大学入学試験を受ける自分に重ねてみたり同世代へのエールも込めていました。
 
↑『DREAMerS』(文部科学大臣賞 受賞作品)
 
Q.作品の制作期間はどれくらいですか。
 制作期間は約3ヶ月?4ヶ月です。
 
Q.作品制作にあたってのポイント、工夫したところ、苦労したところなどをお聞かせください。
 この作品は全てボールペンで描いており、夢という文字と塗り分けだけで作品を構成させるにあたって、細かさと丁寧さを意識しました。工夫したところは色を塗っている部分以外の黒色の部分も妥協なく全て文字を描いており、’目に見えているものが全てではない’というメッセージも込めたところ。苦労したところは夢の儚さや脆さを表現するために塗る場所と塗らない場所のバランスを調整したこと。また、ボールペンで描いているため失敗が許されないので、制作に膨大な時間がかかったことです。
 実は、作品を制作するにあたって、このコンペティションの過去数年分の受賞作品を見ました。それらと比べると、今の自分には明らかに画力が足りないと感じました。だからこそ、画力で勝負するのではなく、作業の細かさや、アイデアなどで勝負しようと思ったことから、このような内容で制作するに至りました。
 
▲黒一色の背景のように見える部分にも全て文字を描いている
 
Q.受賞したときの気持ちは?
 最初に受賞のお知らせを聞いた時は衝撃すぎて手の震えが止まりませんでした。嬉しさの感情よりどちらかというと自分がこんな賞をいただいていいのかという不安の方が大きかったです。自分の作品に自信がなかったわけではないのですが、過去の優れた画力で描かれた受賞作品を何度も見ていたので、授賞式に参加するまで自分が受賞したという実感が全然なかったです。今となっては文部科学大臣賞をいただけたことを大変光栄に思いますし、当時の僕を支えてくださった高校の先生方や家族?友達、この機会を与えてくださったすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。
 
Q.現在、大学ではどのような作品制作に取り組んでいますか。
 グラフィックデザインの授業ではポスターやパッケージデザイン、ダイアグラムなど幅広く制作しています。個人では一般のコンペティションに時間の許す限り応募しています。
 
▲1年生時に授業で制作したポスター作品
 
Q.受賞当時(高校生)と比べてスキル面や作風などで変化はありますか。
 受賞当時は美術が好きなだけのほぼ素人だったので、芸術の知識もスキルも何もなく、その当時から比べればデザインスキルは上がっているように感じます。作風はボールペン画に限った話でいえば特に変わってはいないように思いますが、全体を通していえば、以前は自分の色しか出せなかったのに対し、大学での授業や制作を通して現在は自分の色を持ちつつ、求められているものを理解し、それに応じた制作ができるようになったかもしれません。
 
 
Q.現在の制作環境についてどう思いますか。
 全体的に制作環境は整っているように思います。レーザー加工機など専門的な機械が使えたり、先生方も親身に指導してくださるので、僕は大阪成蹊大学に入学してよかったと思います。
 
Q.アート&デザインコンペティションに挑戦する高校生?中学生へのメッセージをお願いします。
 アート&デザインコンペティションと聞いてハードルが高いように思うかもしれませんが、この機会にぜひ挑戦してほしいと思います。自分の作品を他の人に見てもらえる機会というのは実はそんなに多くなくて、学生のうちに経験できるのは自分のこれからにとって確実にプラスになります。コンペティションに応募することでこれからの自分の自信へ繋がったり、これまで気づかなかった新しい発見の場になると思います。夢を叶えることは正直簡単ではないです。でも、夢を諦める必要はありません。諦めない限りいつか必ず叶う日が来ます。ぜひ頑張ってほしいと思います。
 
 
☆第14回 大阪成蹊全国アート&デザインコンペティション 特設ページ
/lp/art-design-competition/

 ※特設ページ下部では過去の受賞作品をご覧いただけます

 
 

 

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